京だし玄米粥

“白米離れ”と米輸出のソリューション
「京だし玄米粥」

2015年は、炭水化物抜きダイエットが流行るなど、ごはんを食べることを“敵”と見るような風潮が生まれました。お米屋にとっては憂慮すべき状況ですが、私が抱いたのは、白ごはんを食べるように言い続けることが果たしてお米屋の正義なのだろうかという問いでした。
一方で、玄米を推している自然食品店はあっても、玄米を推しているお米屋は意外と少ないことに気づきました。お米屋は玄米を精米してお届けしていますが、もっと玄米を推してもいいし、玄米の良さを発信する方法があるのではないだろうかと思い始めました。

若い女性を中心に、白米は食べなくても玄米ならば食べるという方もいます。心の底では白米がおいしいと思いながらも、ヘルシーさを求めて無理をして玄米を食べているという方もいます。玄米は食べにくい上、白米よりも炊飯に手間がかかり、おいしく炊くことが難しいという声もありました。無理せずにおいしく食べられて、体にも良い商品がつくれないだろうかと考えました。
そうした“白米離れ”のソリューションとして生まれたのが、玄米粥です。お出汁を入れることでより玄米を食べやすくした「京だし玄米粥」という商品をリリースしました。「お粥は病気のときに食べるもの」という概念を覆す商品です。朝食や夜食、小腹が空いたときなど、さまざまなシーンで日常的にお使いいただけます。

最も難しかったのは、塩分量。味の濃い中華粥とは違う、日本ならではのヘルシーな薄味のお粥を目指しました。とは言え、単に薄味で物足りないお粥ではありません。お出汁でしっかりと味付けをすることで塩分量が少なくても、素材の味を活かした満足感のあるお粥に仕上がりました。
“白米離れ”のソリューションとして「京だし玄米粥」を打ち出しましたが、食生活がここまで変化してしまった今、それでも「お米を食べ続けよう」「もっと食べなければならない」とは言いません。世の中は今後さらに健康を意識した時代になり、食べ過ぎることにますます否定的になってきます。お米を食べる量が減るからこそ、人はおいしいお米を選別していく時代に入っていくと思うのです。一方で、グローバル規模でおいしいお米を望む人たちはたくさんいます。私たちはそうしたニーズも考えなければならない立ち位置です。海外では、小麦製品を食べない「グルテンフリー」が流行ってお米が注目されていたり、健康志向でお米を中心とした和食が注目されていたりします。
海外でも「京だし玄米粥」は新しいお米として受け入れられやすいのではないかと思っています。

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